イナズマ ケンキュウジョ

色々な場所へ投下したSSのリファインしたもの。 現在は「涼宮ハルヒの憂鬱」がメイン。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

涼宮ハルヒの分裂

先行100ページを読んだ。
以下ネタばれSSと感想。



「自慢の彼女の話はけっこうです」
 古泉は目の前に落ちてきた桜の花弁を摘み上げつつ、いやにキッパリと言った。
「吉村美代子さんを妹に……」
「わたしは聞きたい」
 薄笑いを浮かべ俺の回想録を進める為に梃の準備を仕掛けようとした処で、後ろから静かながらよく通る声がその作業を中断させた。
「……どういう事です?」
 突然の意思表示に流石の古泉も言葉を無くしていたが、それでもすぐに状態異常から立ち直ると長門へと問い返した。
「あの人物についての彼の見解も気になる。だが、わたしは彼の彼女への認識度の方が重要だと判断する」
「吉村美代子さん、ですか?」
「そう」
 長門は小さく、だがはっきりと首肯すると、太陽を背に建ち並ぶ高層ビルの影のような雰囲気をもたせた瞳を向けてきた。なんだ、その意思表示は。
「……場合によっては彼の性癖矯正が必要。涼宮ハルヒへの影響を考慮しても重要度は高い」
「なるほど、確かに一理あります」
 ねえよバカ野郎。勝手に幼女溺愛者の容疑をかけるな。俺は至ってノーマルにして普通主義者だ。
「異常者は皆そう言う」
「彼の恋愛に対する異常なまでの鈍感さは、実は彼にとっては対象外の存在だから……そう言いたいのですね」
「そう」
 そう、じゃねえよ。勝手に人に言い掛かりをつけるなトンデモ属性観察者ども。
「違うと言うなら話して。先行分の残量もあと十枚もない。その全てを使用しあなたは語るべき」
「そうですね。涼宮さんもこの分では登場しないでしょうし、折角なので十枚分語って貰いましょうか」
 だから何の話だ、その十枚ってのは。頭を抱え長門と古泉を訝しげに見つめ返すと、まるで打ち合わせでもしてあったかのように二人して人差し指を口に当てて言ってきた。
「それはもちろん」
「禁則事項」

 そこで遠巻きに歩く新入生よ。この際誰でもいい、あと八枚分好き勝手に語って埋めて貰えないだろうか。俺は予告編から流れて来るチープな曲をBGMに天を仰いで嘆息した。


- * -
……ってな訳で新刊(?)ネタを。

新キャラの佐々木を見てると西尾維新のボクキミにいた病院坂黒猫を思い出した。
しかし古泉と違って狂言・戯言に近い口調とは……こりゃ確かに変な女だね。
スポンサーサイト

コメント

ギャグ分岐ktkrwww
佐々木は女で確定なんでしょうかねやっぱ。
流スレとかもはや既定事項ムードだし。
口調は滋そのものって感じがしました。

  • 2007/03/02(金) 17:04:19 |
  • URL |
  • hare #-
  • [ 編集 ]

>hareさん
佐々木=変な女は判りませんが、少なくとも女性だとは思いますね、やっぱり。
ハルヒの潜在的ストレスの原因と言えばやはりキョンの女絡みではないかと。
おそらく単行本ではあの前後で佐々木の挿絵が入ると思ってます。きっとポニーテールな少女が。

  • 2007/03/05(月) 01:10:05 |
  • URL |
  • 犬○屋 #-
  • [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://inaken1.blog87.fc2.com/tb.php/25-eef67319
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。